寮付きの医学部予備校に通うメリットや確認ポイントについて解説！

これから医学部予備校に通うことが決定し、寮生活を始めたいと考えている人もいるでしょう。医学部予備校の多くは寮を運営しているので、地方に住んでいる人も安心して生活を送れます。医学部予備校の寮は、学生が試験に合格するために勉強に集中できる環境を整えているので、安心して勉強に取り組めるでしょう。

寮付きの医学部予備校に通うメリット

こちらでは、寮付きの医学部予備校に通うメリットを紹介します。

学習時間を確保できる

寮は医学部予備校からそう遠くないところにあることがほとんどなので、通学時間が短縮でき、勉強時間を確保できます。とくに、受験日が近づいてくると1分たりとも無駄にしたくないものです。そのようなときに、寮生活はありがたいでしょう。

生活リズムが整う

1日のスケジュールが決まっているので、不規則な生活を送ることはありません。食事、入浴、掃除などの時間が決まっているので守らなくてはいけないからです。それにより体調管理もできるようになります。

モチベーションを維持できる

同じ目標を持っている人と予備校でも寮でも時間をともにすることで、勉強を頑張れるようになります。自分だけでは何かと理由を付けて勉強を休んでしまいそうになりますが、同じ境遇の人が頑張っていると闘志が湧いてくるでしょう。

医学部予備校が紹介してくれる寮の種類

医学部予備校が紹介してくれる寮には、2つの種類があります。勉強に集中できるほうを選択しましょう。

提携寮

提携型は、予備校の近くにあるマンションなどを予備校が借り上げることで、受験生に住む場所を提供できます。こちらのメリットは自分で住む場所を探す必要がないことです。デメリットは医学部受験生以外の人も入寮することになる可能性が高いので、勉強に集中できないことが考えられます。

直営寮

直営型は、医学部予備校が1から建設した寮で、受験生が勉強しやすいように自習室などが備え付けられています。スタッフによる見回りも行われているので、安心して勉強に集中できるでしょう。予備校からアクセス良好な場所にある寮や予備校と一体になった寮などがあります。

医学部予備校の寮を選ぶ際にチェックするべきポイント

医学部予備校の寮に入る際に、チェックすべきポイントがあります。こちらでは、8つのポイントを紹介するので、入寮する前に確認してください。

医学部受験生限定の寮かどうか

同じ寮に自分と同じ境遇の人がいるほうが心強いでしょう。勉強を休もうと思っているときにルームメイトが勉強を頑張っていると、自分も触発されます。また、勉強で分からないところを質問できるので、自分だけで勉強を頑張るよりも成績アップが期待できるでしょう。

寮母さんが常駐しているか

母親代わりの存在である寮母さんは、受験生の強い味方になってくれます。食事の提供だけではなく激励もしてくれるので、モチベ―ションが不安定になったときもサポートしてくれるでしょう。

朝食や夕食などの食事が提供されるか

食事が提供される寮であれば、栄養バランスを考えた食事を食べられるので安心です。自炊が得意な受験生は自炊でも構いませんが、食材の買い出しや調理の時間を考えると、食事が提供されるスタイルのほうが勉強時間を確保できでしょう。

予備校から近い距離にあるか

できる限り予備校から近いほうがよいでしょう。悪天候の日でも徒歩で予備校に向かえれば問題なく授業を受けられます。公共交通機関を利用しなくても通学できる寮を選択することで、勉強時間を確保できるでしょう。

自習室が備わっているか

自習室が備わっていないと、夕食後に再び予備校に向かって勉強することになります。部屋で集中できる人であれば問題ありませんが、なかなかそのようにいかないことも。夜間や早朝に勉強したい受験生もいるので、できれば自習室が備わっている寮にしましょう。

健康管理してくれるか

受験シーズンに向けて、病気にかからないように体調管理してくれるかどうかもポイントです。また、試験前に不安定な気持ちになったときにメンタルケアしてくれるスタッフがいれば心強いでしょう。

部屋に家具が備え付けられているか

机、ベッド、クローゼットなどの設備が整っていると、すぐに勉強時間を確保できます。何から何まで自分で準備しなければいけない寮では、勉強を始めるまでに時間がかかるでしょう。

全寮制かどうか

全寮制のメリットは、受験生の連帯感が生まれるだけではありません。勉強で分からないところを教え合うこともできます。ただし、寮生活が自分に合わない人もいます。通学を希望する人や一人暮らしを希望する人は、無理しないようにしましょう。

まとめ

予備校の勉強の成果を充分に発揮するためには、規則正しい寮生活を送ることが大切です。寮での生活は、集団で生活することに慣れていないかもしれませんが、ほとんどが自分と同じような境遇で生活している人たちなので安心してください。

また、スタッフは勉強だけのサポートではなく、生活のサポートも行っています。受験生の親代わりとして成長を見届けてくれているので安心してください。なお、寮生活を始める前に、家電製品の使用方法はマスターしておくべきです。集団生活なので、家電製品を故障させるとほかの人にも迷惑をかけてしまいます。