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親子で医学部を目指そう!学習計画を見える化するメリットとは

公開日:2022/12/15  


保護者としては子どもの受験勉強が順調に進んでいるか、気になるところです。しかし、心配な気持ちから、ついつい子どもに小言をいってしまうと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。医学部受験するなら、子どもと一緒に学習計画を管理するのがおすすめです。そこで今回は、親子で学習計画を見える化して共有するメリットについて解説します。

学習計画を立てる&見える化する意味とは

難関である医学部受験を乗り越えるためには、しっかりとした学習計画が非常に大切です。親子で一緒に学習計画を立てて、さらに計画を見える化する意味について解説しましょう。

状況把握できる

学習計画を立てれば、志望校合格という目標がはっきりします。そして、志望校合格に対して、現在の学力を子ども自身で把握できるのです。すると、学力の課題がはっきりして、今やるべきことが明確になります。いつまでに何をするべきか自分で判断し、実行に移せるようになるでしょう。

達成感を得られる

計画に沿って学習していくなかで、小さな目標をクリアしていくことに達成感を感じられるでしょう。自分の学習に自信をもてると、やる気アップにもつながり、長期的なモチベーション維持にも効果的ですね。

親子で理解できる

さらに、学習計画を親子で共有すれば、親にとっては子どもの努力が目で見て分かりやすくなります。さらに、子ども自身がどのような考えで受験に向き合っているのか親に説明することで、親子で気持ちを共有できるのではないでしょうか。

親もサポートしやすい

学習計画を親が見れば、子どもがとくに勉強期間に集中したい時期も分かります。勉強で忙しい時期はなるべくそっと見守るなど、親も配慮できるでしょう。また、子どもにとっても、自宅の外で集中して勉強するので帰宅後はゆっくり休みたい、などと親にお願いしやすくなるでしょう。

このように、学習計画を共有すれば、どうやって親に協力してほしいのか具体的にお願いできるのがメリットです。親が適切にサポートすれば、より受験勉強に集中できるでしょう。

学習計画を立てるときのポイント

競争が激しい医学部受験だからこそ、学習計画は欠かせません。ここでは、学習計画を立てるときのポイントについて解説しましょう。

情報を集める

まずは情報集めをします。過去問を解いたり、定期テストや模試の結果を見直したりしましょう。出題傾向や現在の学力を大まかに把握できるはずです。

詰め込みすぎない

きっちり詰め込みすぎると、途中で挫折してしまう可能性があります。そのため、あまり詰め込みすぎず、余裕をもって計画を立てましょう。そして、必要に応じて途中で軌道修正することも必要です。最初から最後まで計画通りにきっちり進めようとしなくてもいいのです。ときにはリフレッシュする時間を設けるなど、柔軟な計画を立てるのがよいでしょう。

優先順位をつける

受験生は効率的に学習を進めるのが大切です。優先するべき単元を見極め、早めに取りかかりましょう。高校1・2年生のうちは、学校の授業に合わせて教科書傍用問題集を進めます。部活動で毎日しっかり復習するのが難しい場合は、その週のうちには復習しておきましょう。春休みや夏休みなどの長期休暇には、入試基礎レベルの問題演習を進めていきましょう。

具体的な計画の立て方とは

ここでは、現役生の場合の具体的な学習計画の立て方について解説します。

1学期

数Ⅲは1学期中に基礎固めを終わらせましょう。既習の数ⅠAや数ⅡBは問題集で入試基礎レベルの問題を解き、不得意分野を把握します。英語は長文や単語などの基礎をマスターしたいところです。理科は問題の演習をして、苦手分野を洗い出しましょう。

夏休み

数Ⅲの習った部分の復習をおこないます。英文は、長文を読んで設問が解けるかを重視しましょう。基礎をしっかり固めることにするのがよいでしょう。

2学期

数Ⅲの習った部分を復習します。11月以降は過去問題を解きましょう。英語は志望校の過去問を分析して、読めない場合は英文の量を決めて演習しましょう。

入試直前

過去問題にしっかり取り組みましょう。苦手分野の復讐もできるような余裕も取ります。

理解し合うことがストレスをためない鍵となる

親子で学習計画を共有すれば子どもの考えを理解できるので、お互いがストレスをためずにいられるはずです。子どもがハードな受験勉強を乗り越えるためには、精神的な支えも大切です。大学受験は一番近くにいる親がしっかりとサポートするべきタイミングですが、見守る親にとっても大変です。

自分の子どもが無事に合格できるか、順調に勉強が進んでいるか気になるあまり、余計な言葉をかけたくなる時もあるでしょう。そんなときでも学習計画を共有すれば、冷静に現状把握できるのではないでしょうか。親子がお互いに理解し合うことが、なるべくストレスをためずに受験を迎える鍵となるはずです。

まとめ

ただ何となく勉強していても、医学部に合格できるわけではありません。だからこそ学習計画を立て、目的をはっきりさせた方が効率的に学習でき、モチベーション維持にもつながるはずです。しかし、受験生本人だけで学習計画を立てるのは難しいものです。周りの友人や合格した先輩、学校や予備校の先生、もしくはチューターにも見てもらいましょう。親子で学習計画を共有して、第一志望合格を目指してくださいね。

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