医学部予備校の学費を安く抑える方法とは？ポイントを押さえてお得に通おう！

医学部の入試試験は難易度が高いこともあり、予備校に通って試験対策をする人も多いことでしょう。そこで気になるのは医学部予備校の学費です。医学部予備校の学費は学校によって異なりますが、決して安い学費ではありません。今回は医学部予備校の学費を安く抑える方法について解説するので、ぜひ参考にしてください。

医学部予備校の学費相場

一般的な予備校の年間学費の相場が50万円から100万円程であるのに対して、医学部予備校の年間学費の相場は300万円から400万円となります。医学部に特化した医学部予備校は一般的な予備校と比較するとサポート体制が整っているため、医学部合格の可能性が高まります。

一般的な予備校にも医学部受験コースがあり、年間学費が100万円前後に抑えられるところもありますが、医学部を専門とする予備校には実績面で見劣りするかもしれません。医学部予備校でも学費を安く抑える方法はあるため、医学部合格目標のためにも医学部に特化した予備校を検討することをおすすめします。

医学部予備校の学費を安く抑える方法

一般の予備校と比較して高額である医学部予備校ですが、以下のような方法で学費を安く抑えられます。

■年間の総額費用を確認する

医学部予備校の学費を抑えるためには、年間の総額の費用を確認する必要があるようです。ホームページは広告に掲載されている年間費用に希望する内容が入っていない可能性があります。夏期講習や冬期講習、模試の受講料、合宿や教科書代といった希望する内容を含めた学費を確認しておきましょう。

学費を安く抑えるために費用面の比較をすることになりますが、総額費用で比較をしなければなりません。医学部予備校のホームページだけでは細かい費用が掲載されていない場合があるため、候補の予備校に訪問するなどして確認しておきましょう。

■特待生制度の活用

特待生制度がある医学部予備校もあり、定められた条件を満たすことで特待生制度を活用し学費を安く抑えられます。特待生制度が認められる条件として多いのが、予備校の特待生試験に合格することや指定された模試で優秀な成績であること、前年度の医学部受験の一次試験に合格していることです。特待生制度の適用が認められ、授業料が一部免除されることで学費を安く抑えられます。

■合格保証制度の有無

医学部受験は予備校に通えば合格できるわけではなく、医学部予備校に通って頑張っても不合格となることも考えられます。不合格となって再度予備校に通うには費用が倍かかってしまうことに不安を感じるかもしれません。

合格保証制度がある医学部予備校を選ぶことで、仮に不合格となった場合でも次年度の受験に向けた学費が免除されます。合格保証制度の免除内容を一部ではなく全額免除としている予備校も多く、浪人受験の場合の総額費用を安く抑えられます。

■早期申し込み特典

早い段階で申し込んで入校した場合に割引特典のある医学部予備校もあるようです。医学部予備校へ通うことを決めている場合は早めに申し込みすることで、費用を安く抑えられます。また早期から医学部予備校に通うことで、他のライバルと差をつけられるというメリットもあります。

■単科コースでの受講

医学部予備校には受験に必要な複数科目を学習できる本科コースのほかに、1科目での受講が可能な単科コースもあるようです。本科コースは授業料が多いため費用が高額となりますが、単科コースを利用することで必要な科目のみ選択することで学費を抑えられます。

学費が安すぎる医学部予備校には要注意！

医学部予備校の学費は学校によって異なりますが、学費が安すぎる場合は以下のような点に要注意です。

■講師のレベル

費用の安い医学部予備校は講師のレベルに要注意です。学費が安すぎる医学部予備校は人件費にコストをかけられないため、講師のレベルが劣ってしまう場合があります。学費を抑えることも大切ですが、本来の目的である医学部受験の合格を達成するためには講師のレベルはとても重要な要素です。予備校に入校するまえに体験授業や面談などで講師のレベルをよく確認することが大切です。

■合格実績

合格実績も医学部予備校を選定するうえで重要。安すぎる学費である医学部予備校の実績には注意が必要で、志望する学校の合格実績があるかどうか確認しておきましょう。とくに偏差値が高く難関である医学部はしっかりとした合格対策が必要なので、費用面のみならず合格実績にも注意が必要です。

■総額費用を確認する

学費が安い医学部予備校を探す際は総額の費用を必ず確認しましょう。ホームページや広告に掲載されている金額だけで判断すると、後から追加料金が発生してしまう可能性があります。結果的に費用が高くなってしまったということにならないためにも、総額費用を確認しておくことは重要です。

医学部予備校の学費は年間で300万円から400万円程度と一般的な予備校と比較するとかなり高額となります。しかしながら医学部予備校の学費を安く抑えるポイントを押さえておけば、お得に通うことが可能です。特待生制度や早期申し込み特典を活用することで学費の免除や割引を受けられるうえ、単科コースで受講することも学費を安く抑える方法の一つです。ただし学費が安すぎる医学部予備校には要注意。学費の安い医学部予備校は人件費にコストがかけられないため、講師のレベルが劣ってしまう可能性があります。学費を抑えることも重要ですが、目標とする志望校の合格実績があるかどうかも重要です。広告やホームページ上に掲載されている学費だけで判断するのではなく、総額費用をよく確認しましょう。